マル秘人脈活用術 ボブ・バーグ著

マル秘人脈活用術   書店では手に入らない本格ビジネス洋書のダイレクト出版 - 小川忠洋

はらいかわてつやです。

あなたの周りにも、なぜか初対面の人ともすぐに打ち解けて親しくなり、仕事がうまくいくという人がいると思います。

それには、ちょっとした会話のコツがあるのです。

そのコツを知っていれば、交流会でもすぐに人と親しくなれて、人脈を広げて仕事を成功させるのも思うがままです。

そんなとっておきの交際術が分かる本をご紹介しましょう。

人脈活用の方法とは?
ボブ・バーグによる「マル秘人脈活用術」は、信頼関係を築くコツを惜しみなく公開している本です。
自分の人脈を最大限に活用する方法なので、中には、これはズルいと思うような方法まで書かれています。
でも、本書に挙げられているコミュニケーション術は、女性を口説くのが上手な男性のように、人によっては知らないうちに使っている方法でもあり、スマートに使えば何の問題もないことばかりです。

たとえば、自己紹介の際に話すひと言でも、自分を強く印象づけることができて、わずかのやり取りで、親友のような関係になることもできます。
このような一連の会話術は、FGQの会話テクニックと呼ばれています。

初対面の人と親しくなれるというだけでも読む価値がある本ですが、本書の目的は、知り合った人を顧客にすることで終わりではありません。本書の究極の目的は、紹介の連鎖ということなのです。

自分が親しい人、信頼している人のことであれば、商品でも企業そのものでも、自信を持って友人に伝えることができますよね。本書では、人にうまく動いてもらって商品を宣伝する方法、思うような価格で購入してもらう方法も明かされています。

名刺交換をいくら重ねても、その名刺を活用しなければ人脈を広げたことにはなりません。でも、本書を用いれば、1回の交流会で築いた人間関係を最大限に利用してビジネスの成功に結びつけることができるでしょう。

著者ボブ・バーグ
ボブ・バーグは、アメリカの起業家で、コミュニケーション・スキルとビジネスにおけるネットワーキングを専門に、講演家、コンサルタントを行っています。
本書は、アメリカで20年以上も読まれ続けており、アメリカのビジネスマンによって実践され、効果を挙げていますが、著者は、営業マンの経験も持ち合わせており、本書にもその経験が活かされています。
近年は、オリンピック選手や有名な政治家、アメリカ大統領にもアドバイスをしているということですから、アメリカでは、その方法と実績が広く認められているわけですね。

「マル秘人脈活用術」の内容
本書は、紹介の連鎖の重要性から説き起こされています。

Part1では、早速、FGQ の会話のテクニックが明かされます。FGQは、Feel Good Questionsの頭文字をとっていますから、相手に取って「気持ちの良い質問」ということになります。
Chapter2では、ネット上でのやりとりで効果的な、FGQの10の質問が挙げられています。

質問は、仕事を始めた理由や、仕事や自分自身の特別な経験やセールスポイントを尋ねる内容で、どれも普通の質問のように見えます。このような質問を2つか3つした後で、「見込み客を紹介してあげられるかもしれないので、あなたの見込み客の特徴を教えてほしい」と話を向けます。

初対面の人と話す時間は短時間に限られているものですが、このような質問を、本書に記された通りに実行してみると、相手はすんなりと胸襟を開き、昔からの知り合いのように親しい関係を作り、相手に自分を強く印象づけることができるのです。

Part2、Chapter3以降では、実践的に人脈を広げる方法が次々に明かされます。
眠っている人脈を活用するために、知り合った相手同士を引き合せる、コミュニケーションを取り続ける、理想の見込み客を知り合いに探してもらうなど、紹介の連鎖の作り方が示されています。見込み客を増やすプロスぺクティングの効果的な方法が分かります。

Part3、Chapter9以降は、実際に行動を起こしてみてぶつかる問題の解決策や、紹介を積極的に求めていくためのテクニックが示されています。また、ネットワーキングの基本的なルールも挙げられています。これは、約束、感謝など、一見、当たり前のことばかりですが、これもネットワーキング上で欠かせないことと言えます。

Part4、Chapter14以降は、紹介のネットワークを構築する方法が述べられ、改めてコミュニケーションの基本事項がまとめられています。

以上のように、本書では、人脈を活用して仕事の成果を挙げていくための方法が、順を追って丁寧に書かれています。これまで人脈活用を意識してこなかった人でも、読みながら実践していくことができるように書かれています。この丁寧さと分かりやすさが、20年以上のロングセラーになっている理由と言えるでしょう。

本書には、自分の持つ人脈を最大限に活用し、自分だけでなく知り合いにも動いてもらって必要な物を手に入れていく手段が書かれています。
見方によっては、そこまでするのと思う人もいるかもしれませんが、お互いに利益があるウィン・ウィンの関係であれば、むしろ人脈を活用することでお互いに得るところがあり、プラスの結果を生むでしょう。
また、その場で名刺交換をして終わり、いちど購入してもらって終わり、ではなく、自分からも人に与え、つながりを深め、コネクションを広げていくことが大切です。

もし眠っている人脈があれば、本書にしたがって、ぜひ活用していきましょう。積極的に動けば、今までの親交がさらに深まり、新しい人脈も形成されていくことでしょう。

マル秘人脈活用術2   書店では手に入らない本格ビジネス洋書のダイレクト出版 - 小川忠洋

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本書の構成
INTRODUCTION 紹介が止まらない
あなたのビジネスを紹介に基づくシステムにする

PART1 ネットワーキングの基本
CHAPTER1 関係を築く
人はみなネットワークの中心にいる
CHAPTER2 正しい質問
ネットワーカーの最大の武器

PART2 ネットワーキングの実践
CHAPTER3 交流会
営業マンのとっておきのフィールド
CHAPTER4 フォローアップ
必要な時、あなたの名前だけが相手の頭に浮かぶようにする
CHAPTER5 幸福な法則
ギブ・アンド・テイクが富を引き寄せる
CHAPTER6 歩く広告塔
あなたのネットワーキングを他人にやってもらう
CHAPTER7  見込み客の開拓
プロスペクティングを成功させる公式
CHAPTER8 インターネット活用
プロスペクティングのための驚異的なツール

PART3 ネットワーキングの応用
CHAPTER9 ポジションを確立する
あなたをエキスパートに位置づける方法
CHAPTER10 クロス・プロモーション
本物のウィン・ウィンのネットワーキング
CHAPTER11 紹介思考
アポイントメントを紹介に結びつける
CHAPTER12 求めない理由
営業マンが紹介を求めようとしない残念な理由
CHAPTER13 ルールとエチケット
ネットワーキングでやっていいこといけないこと

PART4 ネットワーキングの循環
CHAPTER14 利益の漏斗
アトラクション・マーケティングを有効活用する
CHAPTER15 組織作り
どんなグループが、ビジネスに有益か
CHAPTER16 転職・再就職
就職紹介のネットワークを築く
CHAPTER17 あなたには力がある
達人に学ぶコミュニケーションの基本

EPILOGUE 始めよう 続けよう
行動の伴わない知識は無知と変わらない

マル秘人脈活用術2   書店では手に入らない本格ビジネス洋書のダイレクト出版 - 小川忠洋

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