『説得の心理技術』デイヴ・ラクハニ著

こんにちは、はらいかわてつやです。

営業で人付き合いは良く、周りからも好意的にみられることが多いのに、なぜか商談になるとうまくいかないと言う人は、売り込みの話術を身につけると成功率がアップするでしょう。
でも、どうしたら買ってもらえる話術が身につくのでしょうか?そもそも相手を買う気にさせる話術なんてあるのでしょうか?
そんな疑問をお持ちの人にオススメのちょっと危険な説得術の本をご紹介しましょう。

◆『説得の心理技術』の概要
『説得の心理技術』は、母親とともに幼少時をカルト教団で過ごした著者が、教団内で使われていた強力な説得術をビジネスや生活に応用する方法を説いた本です。
「危険な本」と評されるほど、その説得術は効果が絶大で、いつの間にかその気にさせられてしまう巧みな話術「説得の方程式」が惜しみなく公開されています。

著者のデイブ・ラクハニは、7歳から母親とともにカルト教団で生活していました。しかし、教団の教えに疑問を持ち、16歳の時にひとりで教団を脱出しました。
教団では、一般的な家庭で育ち、学歴も高い人たちがいとも簡単に洗脳され、教義に忠実な信者となっており、所有財産をすべて譲り、布教活動も行っていました。
著者は、教団をやめた後、長年にわたり、カルト教団の洗脳と操作の方法を分析し、ビジネスや生活に活かす方法を研究し続けてきました。

本書は、著者の24年間にわたる独自の研究成果をまとめたものです。
本書では、さまざまな場面での説得の方法が明らかにされています。
人に対する説得、宣伝広告やインターネットを使った説得、営業における説得のほか、カリスマ性を備えて周囲への影響力を磨く方法など多岐にわたります。
研究の発端は、カルト教団の洗脳や操作ですが、本書は宗教的な側面にかたよるものではなく、ビジネスや生活の場で役立つ説得方法を示しています。

◆『説得の心理技術』は危険なのか?!
本書は、著者のセミナーの参加者から「危険かつ素晴らしい」という評価を受けています。
カルト教団の話術が本書成立のきっかけとなっていると聞き、怖いと感じてしまう人もいるかもしれませんが、本書はカルト教団の洗脳や操作を良いと考えはいません。
ただ、ビジネスや生活の場で用いる説得の方法とカルト教団の洗脳や操作には共通点があり、一般の人も方法を知って役立てることができる、というのが著者の考え方と言えます。
何にでも言えることですが、ツールを悪用しようと思えば悪影響を与えることになりますが、正しく使えば問題はないでしょう。
カルト教団の洗脳や操作の力の強大さは、サリン事件を始めとする一連の某教団の事件が記憶にある日本人にとっては、それがどのくらい強力であるかは想像に難くないでしょう。
その力を分析し、良い方向に活かしていこうというわけです。

◆『説得の心理技術』を読んで
本書を読んだ人たちの口コミをまとめてみましょう。
・説得によって相手が求めているものを手に入れる手助けをする
・カリスマ性を持てば説得しやすくなる
・インターネットの活用法もわかる
・説得は、洗脳や操作とは違う
・悪用する人がいたらどうしよう、と思うくらいすばらしい知識が得られた
・相手のプライドも考慮する方法がわかった
・ほかの人に読んでほしくない
・思い通りに人と話せた

本書は、説得の方程式が分かりやすく解説されており、その方程式は、相手の心理に寄り添い、こちらから押しつけるのではなく相手が自発的に欲しいと思う方向へ持っていく技術でもあります。その方法は、直接相手と対面しながらの売り込みの場面で役立つだけでなく、インターネットやメールを使った販売、あるいは生活における家族や友人とのコミュニケーションにおいても幅広く活用できるものです。
一方、悪用してほしくない、人に知られたくないと思うほど、使ってみると効果が大きく、危険を感じる人もいるようです。

でも、その効果的な話術こそ、売上げを伸ばしたい人に求められている技術ではないでしょうか。
この技術を知っていれば、余裕を持って自分のペースで話を進め、思った通りの成果を挙げることができるようになるでしょう。そのためには、まず一度本書を手にとって見て下さい。
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はらいかわてつや